トイレのトラブル

トイレのトラブル

悪臭がする

トイレから悪臭がする場合は、下水の臭いがするケースと、排便などの臭いがするケースがあります。
トラブルがない状態の通常のトイレは、排水管と直接繋がっているのになぜ下水の臭いがしないのでしょうか。
その理由は、排水管にあるS字曲線の「トラップ」という部分に水が溜まっており、排水管から下水の臭いが上がってくることを抑えているためです。
その他、害虫やネズミが登ってくることも防止します。

この水のことを「封水」と呼びますが、この水がなくなると、直に下水の臭いが上がってきてしまいます。このことを「封水切れ」と言います。
封水切れが起こる原因は、「長期間トイレを使用していなかった」場合と、「大量の水が流れることで封水まで流れてしまった」場合が考えられます。
「長期間トイレを使用していなかった」場合は、封水が少しずつ蒸発していくことでなくなってしまう自然現象で起こるため、
再びトイレに水を流すことで自然に改善されます。

大量の水が流れることで封水まで流れてしまった」場合は、大量のトイレットペーパーを流した際に徐々に解けていき、
流した水が時間差で一気に流れるときに起こることがあります。
このとき、排水管の中が真空状態になり、流れた水と一緒に封水まで流れてしまい、封水切れになってしまうのです。
この場合も、その後にもう一度水を流せばまた封水が溜まるため、臭いは解消されます。
 
 

 ウォシュレットから水漏れ

ウォシュレットは、現代日本での普及率は70%以上と言われており、快適なトイレ空間にするために欠かせない機能として存在しています。
1982年頃から大ヒット商品として販売されており、今日までの普及率に上るまで普及されました。
現代人の生活において浸透しているウォシュレットですが、水やお湯を使う機能のため、やはり水のトラブルも付きものです。
主に、ウォシュレットの先から水がポタポタ垂れてくるというトラブルが多いです。

トラブルの原因はいくつか考えられますが、ノズルや操作パネルの裏にある給水ホースの繋ぎ目や温水タンクから水漏れする可能性が高いです。
「ノズルの掃除を怠っている」「経年劣化」「温水タンクの部品の劣化」などが大きな原因です。
掃除を怠っている場合は、ノズル自体や接続部分の部品の劣化が早くなります。
また、ノズルやボタンなどの表面のみ掃除をしても、ノズルの水が出てくる穴の部分の掃除を怠っていると汚れがつまってしまい、動作が悪くなったり、
機械が故障したり劣化してしまう可能性もあります。

ウォシュレットには、「ノズル洗浄ボタン」があり、水が出ない状態で掃除ができます。
こまめに掃除をすることで、ノズルの穴に汚れがつまることを抑えることができるでしょう。
温水タンクと給水ホースの接続部分にはボルトやパッキンがはめてありますが、鉄やゴムなどの素材により、劣化しやすくなっています。
そのため、劣化した部品をどんなにきちんと締め直しても改善されない場合がほとんどです。

ホームセンターなどでも部品が販売しているため、交換すれば解決するでしょう。
また、ノズルは、水を出すときや止めるときに、「バルブユニット」という部品で動いています。
このバルブユニットが劣化している場合も正常に動作せず、水漏れが起こる原因になるため、部品交換する必要があります。
しかし、バルブユニットは、ホームセンターなどで簡単に購入することもできませんし、ウォシュレット自体も分解する必要があるため、
自分で交換することはほぼ不可能だと思っておいた方が良いでしょう。

そのため、専門業者やウォシュレットのメーカーに依頼して修理をしてもらう必要があります。
また、温水タンクから水漏れしている場合ですが、タンクにはめてあるパッキンが劣化していることによって水漏れするようになります。
温水タンクには常に水圧がかかっているため、劣化しやすいのです。
ウォシュレットの型番を確認してメーカーに連絡すれば、パッキンを取り寄せることができます。
しかし、この作業も専門業者でないと難しい場合があるため、自分で行うと故障してしまう可能性もあります。
少しでも不安であれば業者に依頼した方が良いでしょう

ウォシュレットは機械のため、故障している場所によっては、買い替えるよりも修理代の方が高額になる場合があります。
また、同じウォシュレットを長期間使用している場合は、修理したからといって、他の部分が故障しないとも限りません。
専門業者に依頼して、修理をしたときの見積もりと買い替えたときの見積もりを出してもらい、比較して安い方を選ぶようにしても良いでしょう。
ただし、金額がさほど変わらない場合は、新しいものに買い替えた方が良いかもしれません。



狭山市 リフォーム

京都 リフォーム

京都 キッチン リフォーム